
梅香のぜんざい
2026.02.18
盆梅と草餅の”梅香”(ばいか)です。
春の気配が漂いはじめても、朝晩はまだ少し冷えるこの季節。
そんな日に、梅香が新しく灯したのは――炭火のぬくもりを閉じ込めた一椀のぜんざい。
伊賀米で作られた白餅を火鉢の炭火でじっくりと焼き上げる。
表面はふわりと香ばしく、中はやわらかく伸びる。炭の遠赤外線が餅の甘みを引き出し、ひと口目から心をほどいていく。
そこへ重なるのは、こだわりの小豆で丁寧に炊き上げたぜんざい。
粒は艶やかに立ち、甘さはやさしく、深い。
餅と出会った瞬間、とろりと溶け合い、湯気とともに小豆の香りが立ちのぼる。
普段は草餅の粒あん入り、そして香ばしい醤油焼きを届けてきた梅香が、この春、新たに差し出す温もり。
それは甘味というより、火と手間がつくる“物語”
写真から伝わる湯気の向こうに、きっとあなたの冬の名残も溶けていく。
【自称広瀬すず】の、バリバリ関西弁のおもろくも温かい名物若女将がお出迎え。
冷えた指先を、心ごとあたためる一杯をどうぞ。

