唯一無二【烏梅コーラ】梅古庵
2026.02.28
奈良時代、遣隋使によって奈良にもたらされた烏梅。
その名は、日本最古の医学書医心方にも記されています。
約七百年前、この烏梅づくりが月ヶ瀬に伝わり、
烏梅のために植えられた梅が、現在の月ヶ瀬梅林へと広がりました。
蒸し、燻し、乾かして仕上げる烏梅は、
いまも紅花染めにおいて発色と色止めの要として使われ続けています。
もともとは染めや医書に記される存在であった烏梅。
その酸味や燻しの香りに着目し、
烏梅茶をアレンジしたのが烏梅コーラです。
烏梅に、黒糖のやさしい甘み。
さらに七種のスパイスを重ねた、現代人の感覚による一杯。
ほのかな燻香と奥行きのある甘み、
すっきりとした後味が、渓谷の風景にもよく似合います。
染めの文化から続く烏梅の歴史を、
いまのかたちで楽しむひととき。
月ヶ瀬を訪れたなら、
この地の歩みに思いを馳せながら、少し新しい烏梅の味わいもおすすめです。

