樹齢二百年の梅『城州白』が奈良市指定文化財(天然記念物)に指定されました
2026.04.04

烏梅作りの為に植えられた樹齢二百年の梅『城州白』が奈良市指定文化財(天然記念物)に指定されました。
この梅が植えられたのは、烏梅が一大産地となっていた江戸時代後期です。
それまでは『大和野梅』が中心でしたが、改良梅の城州白を京都の城陽から仕入れて
植樹しました。花を楽しむためではなく、烏梅をつくるために根を下ろした木です。
二百年の風雪に耐え、いまもなお月ヶ瀬梅林に立ち続けるこの古木は、烏梅づくりの最盛期を伝える生きた証人でもあります。
梅古庵では、この城州白の大きな木の下で、
お花見をしながらお食事を楽しんでいただく席がとても人気です。
やがて花が終わると実を結び、
その実は烏梅や梅干しへと姿を変えていきます。
樹齢二百年の城州白で漬けた梅干しは、
毎年楽しみにしてくださる方が多い、特別なひと品。
花を愛で、実を味わい、
二百年の歴史に包まれるひとときを感じていただけたら嬉しいです。

